まんが で 根っこん
「まんが で 根っこん」 描いてます。
よろしかったらご笑覧いただければ幸いです。
SDG’s な 挑戦 3
「曲がるスギ材と根っこんな森」を考えると、SDG’s が、みえてきました。
No.3 SDGsに貢献する「根っこんな森」創生 (案)
未来を担う子どもたちにつなげる,森の蘇生活動(根っこんな森づくり)です。
この事業は,川上・川中の地域経済のみならず,川下の漁業資源づくりにも貢献する山・川・海の森づくりを最終目標にしています。
SDG’s な 挑戦 2
「曲がるスギ材と根っこんな森」を考えると、SDG’s が、みえてきました。
No.2 「冷間湾曲技術」を活用したCO2固定 (案)
持続可能な人工林の経営における、間伐材の有効利用の一つとして,木質バイオマス発電が各地で始動していますが、伐採や運搬や乾燥に大きなエネルギーを使ってしまいます。
そこで、持続可能な人工林の経営一つとして,「冷間湾曲技術」を活用した高付加価値なエコシステムの構築はいかがでしょう。
SDG’s な 挑戦 1
「曲がるスギ材と根っこんな森」を考えると、SDG’s が、みえてきました。当てはめてみました。
No.1「冷間湾曲技術」で,人工林材に高い付加価値をつける (案)
成熟した人工林における樹木および間伐材の有効利用のひとつとして,大規模な設備もいらない「冷間湾曲技術」で,人工林材に高い付加価値をつけ、地域産業(木工品〜建築用材)を活性化させます。
宇都宮海さくらで楽しいごみ拾い
宇都宮海さくらは、「NPO法人 海さくら」代表古澤純一郎氏主演のドキュメンタリーフィルム『あなたの心が流れる先に』を拝観し、その情熱と実行力、求心力に魅了され、氏に懇願し、2017年8月に認可いただき・設立できました。これまで、多くの市民の方々、とちテレのスタッフのみなさんに応援いただき、特に「ムロコーポレーション野球部」のみなさんには何度も参加いただきました。コロナ禍で、ひとりや家族で開催する昨今ですが、炎を絶やすことなく続けていきたいと思っています。
「目指せ!日本一楽しいごみ拾い」は、ほんとうに楽しいです。結果がすぐにでます。満足感があります。街を歩く姿勢・視点が変わります。世界の海につながる「この街」を感じれます。タツノオトシゴの笑顔を思い描けます。生き方を変えます。その素晴らしさをこれからもしっかり学び、その精神を日本列島-根っこんな森 の活動につなげていきたいと思っています。
3.森と人をつなぐ楽しい木工の実験
木材を使うと自然破壊につながると思う人もいます。一方で、熱帯雨林の樹木なら伐採しても、次から次に大きくなるから伐採してもいいと考える人もいると思います。どうなんでしょう?
まず、木材を使うと自然破壊につながるのか? 答えは、現代には使われるべき木材もたくさんあるということです。それは、使われるために植林された人工林から得られる木材です。スギという本州〜九州の環境で生長が著しい樹種、さらに野生のスギ郡からまっすぐ育つ個体を選別し、その個体の種や枝からクローンをつくり、植樹されたスギ(そう、まっすぐスギの分身の術)の人工林。その中でも、間伐(比較的生長が遅い木を伐採して木と木の間隔をおおよそ等間隔にすること)してもらって太陽の光をめいいっぱい浴びられた、ぬくぬく過保護材は、太くて立派な割に、年輪幅が広く、強度はいまいちです。でも、光合成を盛んに行って炭素を樹体に固定して(大気中の二酸化炭素を減らして)いるので、スギ材として生活の中でできるだけ長く有効的に使いたいです。一方で、枝打ち(枝を鋸で除去)、最低限の間伐で、ゆっくりした生長なら、適度に年輪密度が詰まった比較的強い人工林材になり、50年〜100年間、人の住処や家具・道具として形作ってくれます。人工林は畑です。畑で得られた農産物は(放置林から得られる木材も含めて)じゅうぶんに活かされるべきです。
次に、熱帯雨林の樹木なら伐採しても、次から次に大きくなるから伐採してもいいか? 答えは、樹木だけで考えてはいけないということです。熱帯雨林の大きな一本の樹木に住みつく生物たちは考えられないくらい量だといわれています。住処だけではありません。いきものたちのハイウエイでも電波塔(情報源)でもあります。その一本で絶滅する希少種もあるかもしれません。人間の生活をほんのちょっと豊かにする一本でも、多くの生命を育む一本でもあります。熱帯雨林の樹木がすぐに成長するからといって、けっして安易に伐採してはいけません。地面から上の『樹木の姿』だけで考えてはいけません。
国内には、それでも既に人工林の材も熱帯雨林の材も、国内の天然林の材も出回っています。お持ちの場合は(或はホームセンターや家具屋さん等で)じっくりと木材に創られた「生きてきた証」を五感で働きかけてみてください。触って見つめるだけでも、木々の声が聞こえてきます。もっと触って使って語りかけてみると、木々だけではなく森の中に住んでいたいきものたちの声が聞こえてきます。
神々が住む列島のために 少しだけでも
日本列島は3つの地球規模の変動が重なり,一年にわたって豊かなる水の列島が創りだされました。地球の陸地の400分の1という小さな島国の中に9万種類の生命を誕生させるという,まさに「神々が住む列島」です。
ところが特に戦後,人口が爆発的に増え始めた1965年頃ころから将来の住宅用建材のために,雑木林がどんどん伐採され、豊かなる水の列島は、スギやヒノキなど針葉樹の人工林に変えられていきました。
自分の山の、薪にしかならない雑木林を,住宅の材料になるスギやヒノキに変えるのですから,その時は「やるべし」と考えた人が多くいたのは当然のことかもしれません。しかしながら,人間からは雑木林としか見えない山でしたが,実はその山は,バクテリアをはじめ,酵母,キノコ,動物,植物などの生物の生命が育まれていた環境でした。
根っこんな森実験室は,ずばり,「生物の住処」を「人間の住処のため」にかえた植林活動の「逆」,つまり,「人間の住処のため」に育った木々を有効に使い,「生物の住処」を蘇らせる仮説〜実験〜実践をします。
https://sites.google.com/view/nekkon-na-mori/根っこんな森/神々がすむ列島のために